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育児と仕事の両立…休むことのつらさ

育児と仕事の両立…休むことのつらさ

育児をしながら仕事をしていると、「休むこと」が想像以上に難しいと感じることが多いですよね。体調が悪くても、子どもが熱を出しても、仕事のことを考えると簡単には休めない。そんな葛藤を抱えている方も多いのではないでしょうか?


休むことへの罪悪感

仕事をしていると、「自分が休んだら職場に迷惑をかけてしまう」という気持ちがつきまといます。特に人手が足りていない職場では、自分の業務を誰かがカバーしなければならず、それを考えると申し訳ない気持ちになってしまいます。

育児をしていると、さらに休む理由が増えます。子どもが体調を崩せば看病しなければならず、突発的に休みを取ることも避けられません。しかし、そのたびに「また迷惑をかけてしまう」と思ってしまうのは、心の負担が大きいですよね。


無理をすると結局長引く

「休んでいられない」と無理をして出勤した結果、体調がさらに悪化してしまうこともあります。そうなると、結局長く休まざるを得なくなり、職場にも家庭にもより大きな影響が出てしまう…。

子どもも同じです。少し体調が悪いくらいだからと無理をさせてしまうと、後々重症化してしまうこともあります。だからこそ、本当は「休むときはしっかり休む」ことが大切なのですが、それが難しいのが現実ですよね。


休みやすい環境が必要

本来、誰もが安心して休める環境が整っていることが理想です。お互いにフォローし合える職場、育児への理解がある社会があれば、「休むこと」に対する罪悪感も減るはず。もちろん、一朝一夕には変えられませんが、少しずつでも「休むのは悪いことじゃない」という意識が広がることを願っています。

また、休む際に代わりの人を探すように指示される職場や、そういった雰囲気がある会社はおすすめできません。本来、欠勤の際の調整は会社側の責任であり、従業員に代行を探させるのは法律違反の可能性もあります。こうした環境では、働く人が安心して休めず、結果的に負担が大きくなってしまうため、注意が必要です。


子育てへの理解がない職場なら転職も視野に

さらに、子育てへの理解がまったくない会社であれば、無理に働き続ける必要はありません。「子どもが熱を出しても休めない」「育児のために時短勤務を希望しても受け入れてもらえない」など、家庭と仕事の両立が厳しい環境なら、転職を考えるのも一つの手です。

また、職場の雰囲気が悪く、休むことすら許されないような環境なら、退職代行を使うのも選択肢の一つです。自分の心身や家族の健康を守るためにも、環境を見極めることが大切です。


休みやすい職場を選ぶためにできること

1. 事前に社風をリサーチする

転職を考えている場合、会社の口コミサイトやSNSで社風をチェックするのが有効です。「育児に理解があるか」「急な休みへの対応はどうか」などを確認しておきましょう。

代行を立てないといけない職場には注意しましょう。

2. 労働環境の整った企業を選ぶ

育児と仕事を両立しやすい企業は、フレックスタイム制度やリモートワークを導入していることが多いです。こうした柔軟な働き方が可能な職場なら、急な休みにも対応しやすくなります。

3. 常に人手不足ではないか、教育制度がしっかりあるか

一番の原因はこれじゃないかなと思います。

人手不足で一人休んだら回らなくなるような雰囲気のある職場って意外とあると思います。スポーツチームでも強いチームはベンチ入りに強い選手や良いコーチがいるのが普通だと思います。ですが理解のない職場は常にギリギリの人数、野球で言うと9人しか用意せずに試合に挑んでいるようなものです。

また、教育制度がしっかりしていることも当然職場の質に影響します。もともと仕事のできる人しか活躍できない職場と、スキルのない人も育て上げられるような職場であれば当然後者の方が人が集まります。自分が入職するときはどのようなペースで仕事を覚えていくなど確認しておくと良いと思います。いきなり即戦力でもともとやっていた人と同じ扱いをされる職場は避けた方が良いでしょう。


まとめ

育児と仕事を両立していると、体調不良や子どもの病気などで休まなければならない場面が必ずあります。そのたびに罪悪感を感じるのではなく、「今は休むことが最善」と自分に言い聞かせることが大切です。

また、休みづらい職場環境なら、無理をせずに転職や退職を検討するのも良い選択です。育児と仕事の両立がしやすい職場を選ぶことで、心の負担を減らしながら働くことができます。

無理をしすぎず、必要なときにはしっかり休む。それが長い目で見たときに、仕事にとっても家庭にとっても良い選択になるはずです。少しでも同じ気持ちの人に共感してもらえたら嬉しいです。

現状で私はあまりできることがありませんが、子育て中の仕事は在宅でできることがベストだと思います。今後そのような仕事のスキルをつけていきたいと思っております。

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